まず私の前職はパティシエです。

そんな私がなぜ地元に戻ってきたかというと、ケーキやお菓子・料理等に使われている野菜や果物をもっと身近に感じ、原材料から知りたいと思ったからです。

大塚商会は、1963年(昭和38年)に農業機械の販売・修理を事業の柱として祖父が創業しました。1975年頃に水道設備の事業も始め、父が二代目、私が三代目となります。小さいながらも、祖父、そして父と紡いできた技術と経験、沢山の知恵や思いが詰まっている会社です。

私が住んでいる埼玉県比企郡小川町は、周囲を緑豊かな外秩父の山々に囲まれた盆地で、古くから多くの田畑が存在し農業が発展してきました。2017年には、「元気な農業(おがわ型農業)応援計画」を発表。その理念は「町の資源を活用し 豊かな土づくりを大切にする」、目標は「豊かな土づくりによってもたらされる持続可能な農業を推進する」です。

私は、祖父と父が積み重ねてきた信頼を守りながら、これからも地元の農家の皆様、後継者の方、新しく農業を始める方の架け橋になれるよう、少しでも地域の活性化に貢献できるよう務めてまいります。

これからも「丁寧にわかりやすく」をモットーに、より一層励んで参ります。今後ともよろしくお願い申し上げます。